Column
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身体が硬いと悩んでる人へ-柔軟性の大切さと続けやすいストレッチ習慣
2025年10月29日
「身体が硬くてストレッチが苦手」
「前屈で手が床につかない」
――そんな悩みを持つ人は多いですよね。
柔軟性はただ体がやわらかくなることではなく、健康を守るための重要な要素です。
身体が硬いと、筋肉がこわばって血流が滞り、肩こりや腰痛、冷えなどの原因になります。
逆に、筋肉がしなやかだと血流がスムーズになり、疲労回復が早まり、姿勢の改善やケガの予防にもつながります。
また、柔軟性を高めることで呼吸が深くなり、自律神経が整い、リラックス効果も得られます。

初心者におすすめの簡単ストレッチ3選
首まわしストレッチ
両肩をリラックスさせ、ゆっくりと首を回します。
前後・左右に傾けるだけでもOK。デスクワーク中にもできます。

もも裏(ハムストリング)伸ばし
床に座って片脚を伸ばし、もう一方の足の裏を内ももにつけます。
背筋を伸ばしたまま、息を吐きながら前に倒れましょう。
無理に手をつけようとせず、痛気持ちいい程度で止めるのがコツです。

肩甲骨ほぐしストレッチ
両手を肩に置き、大きく円を描くように肩を回します。
肩甲骨が動く意識を持つとより効果的です。

朝と夜のおすすめルーティン
朝は、体を「起こす」ための軽いストレッチがおすすめです。
寝起きに首・肩・背中を中心に3〜5分ほど動かすと、血流が促進され、1日の代謝がアップします。
「伸び+深呼吸」で交感神経が刺激され、頭もスッキリします。

夜は、リラックスと疲労回復を目的に行いましょう。
お風呂上がりに太ももや股関節、背中をゆっくり伸ばすと、副交感神経が優位になり、睡眠の質が向上します。
呼吸を止めず、息を吐きながらじんわり伸ばすのがポイントです。

柔軟性は、努力よりも継続が鍵です。
1日数分でもいいので、無理なく習慣化することが、しなやかで疲れにくい身体への第一歩です。