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朝起きても疲れが取れてない?質の良い睡眠を取り戻すために
2025年11月8日
「しっかり寝たはずなのに、朝起きると体が重い」
「布団に入ってもなかなか眠れない」
そんな睡眠の悩みを抱えている人は、現代ではとても多くなっています。
実は、《睡眠の“量”よりも“質”》が足りていないことが原因かもしれません。
睡眠には「体を休める」だけでなく、「脳や心をリセットする」という大切な役割があります。
睡眠の質が低いと、自律神経のバランスが崩れ、日中の集中力低下・イライラ・免疫力の低下など、さまざまな不調を引き起こします。
質の良い睡眠をとるためのポイント
寝る前のスマホ・PCを控える
ブルーライトは脳を覚醒させ、眠りを浅くしてしまいます。
就寝の30分前には画面を見るのをやめ、照明を少し暗くして「眠る準備モード」に入りましょう。

寝る時間よりも“起きる時間”を一定にする
毎日同じ時間に起きることで、体内時計が整い、自然と夜も眠りやすくなります。
休日の「寝だめ」は、かえってリズムを乱す原因になります。

お風呂は寝る1時間前に、ぬるめのお湯で
38〜40度くらいの湯船にゆっくり浸かると、副交感神経が働きリラックスできます。
体温がゆるやかに下がるころに眠気が訪れやすくなります。

寝室の環境を整える
部屋の明るさ・温度・寝具の質も意外と大切です。
照明は暖色系で落ち着かせ、温度は20〜22度、湿度は50%前後が理想的です。

朝スッキリ起きるためのコツ
起きたらまずカーテンを開けて朝日を浴びること。
光を浴びることで体内時計がリセットされ、脳と体が「1日を始めるスイッチ」を入れます。
さらに、軽くストレッチや深呼吸をすることで血流が促進され、自然と目が覚めやすくなります。

睡眠は「努力」ではなく「整えるもの」です。
無理に早く寝ようとするより、眠りやすい生活リズムをつくることが何より大切です。
少しの工夫で、朝の目覚めが変わり、1日の気分も大きく違ってきます。
今夜から、あなたも“眠りの質”を見直してみませんか。