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季節の変わり目に体調を崩しやすいのはなぜ?今日からできる体調管理
2025年11月18日
季節の変わり目になると、なんとなく体がだるい・頭痛がする・寝ても疲れが取れない…
そんな不調を感じる人は多いのではないでしょうか。
実は、季節の変わり目は心身がストレスを受けやすい時期。
気温や湿度、気圧の変化に身体がついていけず、体調を崩しやすくなるのです。
今回は、季節の変わり目に起こりやすい不調と、その対策となる体調管理のポイントを分かりやすく解説します。
なぜ季節の変わり目は体調を崩しやすいの?

① 気温差による自律神経の乱れ
1日の寒暖差が大きいと、体温調節を司る自律神経がフル稼働します。
この負担が積み重なると、
・頭痛
・だるさ
・食欲不振
・不眠などの不調が現れやすくなります。
② 気圧の変化による不調
台風や低気圧が近づく時期は、耳の奥にある内耳が過敏になり、めまい・頭重感・倦怠感につながることがあります。
③ 生活リズムが乱れやすい
新生活・年度替わり・行事の増加など、環境の変化が重なることでストレスが増大。
身体は思った以上に負担を感じています。

今日からできる体調管理のポイント
① 深い呼吸で自律神経を整える
気温差やストレスで乱れやすい自律神経は、呼吸で整えることができます。
特におすすめなのが、胸式呼吸を使った深い呼吸。
・吸う:胸に広がる感覚を意識
・吐く:ゆっくり長く、緊張を手放すこれだけで交感神経が落ち着き、体調も安定しやすくなります。
(ピラティスの呼吸は季節の変わり目にぴったりのセルフケアです。)

② 軽い運動で血流を良くする
血流が滞ると、冷え・肩こり・むくみなどの不調を引き起こします。
ストレッチやウォーキング、ピラティスなどの負担の少ない運動が最適。
運動は、
・筋肉がポンプの役割を果たして血流を促進
・自律神経の調整に効果的と、季節の変わり目と相性抜群です。
③ 体を温める習慣をつくる
気温差が激しい日は、首・手首・足首の「三首」を冷やさないようにするだけで大きな違いがあります。
また、以下もおすすめです。
・温かい飲み物を選ぶ
・使い捨てカイロやレッグウォーマーを活用
・入浴で深部体温を上げる身体が温まると、免疫力も高まりやすくなります。

④ 睡眠の質を整える
自律神経の回復には「良質な睡眠」が必須です。
季節の変わり目は寝つきが悪くなる人が多いため、次の習慣を意識してみてください。
・寝る1時間前にスマホ・PCを控える
・ぬるめのお湯にゆっくり浸かる
・寝室の湿度・温度を整える寝室環境を少し整えるだけで、翌日の体調が大きく変わります。
季節の変わり目こそ“整える習慣”を

季節の変わり目は、身体も心も揺らぎやすい時期。
だからこそ、
・深い呼吸
・軽い運動
・体を温める
・生活リズムを整えるといった“ちょっとした習慣”が、体調の安定に大きく役立ちます。
ピラティスは呼吸・姿勢・血流改善にアプローチできるため、季節の変わり目の体調管理としても非常におすすめですよ!